財務省、2020年東京五輪の記念貨幣デザインを発表

経営関連情報 – 2016年09月14日

 

 財務省はこのほど、2020年東京オリンピック・パラリンピックの記念貨幣のデザインを発表した。今回発表されたのは、東京五輪関係で複数発行する予定の記念貨幣のうち、第1弾は、リオデジャネイロから東京への開催都市の引継ぎをテーマにした2種類の1千円銀貨のデザイン。この記念貨幣は、わが国で初めて両面に彩色を施した、いわゆる両面カラーコインとして発行される。

 一つは表面に五輪旗、もう一つは表面にパラリンピック旗をあしらい、いずれも日本とブラジル両国を代表する花である桜とイペー・アマレーロ、そして世界地図のモチーフで構成されている。いずれも裏面には大会エンブレムが入っている。ともに直径40ミリ、重さ31.1グラムの純銀製。素材に貴金属を使用し特殊な技術を用いて製造されることから、貨幣の製造等にかかる費用が額面価格を上回るプレミアム型の記念貨幣となる。

 発行枚数は各5万枚、販売価格は9500円。独立行政法人・造幣局からの通信販売のみで、金融機関の窓口などでの引換えは行わない。9月頃に申込みの受付けを開始し、商品発送は12月頃からになる予定だ。

 ちなみに1964年の東京オリンピックの際には、1千円銀貨と100円銀貨の2種類の記念貨幣が発行された。それぞれ1500万枚、8000万枚発行と大量に造られたが、初めての日本開催のオリンピック、かつ、日本初の記念貨幣であったということで大反響を呼び、引き換え開始前から金融機関に長蛇の列が出来、あっという間に品切れになったという。2020年の記念貨幣は発行枚数も少ないことから前回を上回る人気になることが予想される。

 

 

 この件は↓
http://www.mof.go.jp/currency/coin/commemorative_coin/2020_olyparagames/20160824.html

 

出典:ゼイタックス

http://www.taxcom.co.jp/snews/top/publish.cgi?news_src=2830&cat_src=biz&enc=utf-8

 

 

 

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2016年9月15日IKG(~飯島経営グループ)
カテゴリー:IKGニュース


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