2015年度の国民医療費、過去最高の42兆3644億円


 2017年09月20日

 

 2015年度の国民医療費は42兆3644億円で、前年度に比べ3.8%増加したことが、厚生労働省が公表した2015年度「国民医療費の概況」で分かった。9年連続の増加で、金額は過去最高を更新し続けている。人口一人当たりの国民医療費は33万3300円で、前年度に比べ3.8%増加した。国民医療費の国内総生産(GDP)に対する比率は7.96%(前年度7.88%)、国民所得(NI)に対する比率は10.91%(同10.79%)となっている。

 制度区分別にみると、「公費負担医療給付分」は3兆1498億円(構成割合7.4%)、「医療保険等給付分」は19兆8284億円(同46.8%)、「後期高齢者医療給付分」は14兆255億円(同33.1%)、「患者等負担分」は5兆2042億円(同12.3%)。対前年度増減率をみると、公費負担医療給付分は3.6%の増加、医療保険等給付分は3.7%の増加、後期高齢者医療給付分は4.7%の増加、患者等負担分は2.7%の増加となっている。

 財源別にみると、「公費」は16兆4715億円(構成割合38.9%)、そのうち国庫は10兆8699億円(同25.7%)、地方は5兆6016億円(同13.2%)。「保険料」は20兆6746億円(同48.8%)、そのうち事業主は8兆7299億円(同20.6%)、被保険者は11兆9447億円(同28.2%)。また、「その他」は5兆2183億円(同12.3%)、そのうち患者負担は4兆9161億円(同11.6%)となっている。

 診療種類別では、「医科診療医療費」は30兆461億円(構成割合70.9%)、そのうち入院医療費は15兆5752億円(同36.8%)、入院外医療費は14兆4709億円(同34.2%)。また、「歯科診療医療費」は2兆8294億円(同6.7%)、「薬局調剤医療費」は7兆9831億円(同18.8%)、「入院時食事・生活医療費」は8014億円(同1.9%)、「訪問看護医療費」は1485億円(同0.4%)、「療養費等」は5558億円(同1.3%)となっている。

 年齢階級別の割合をみると、「0〜14歳」は6.0%、「15〜44歳」は12.6%、「45〜64歳」は22.1%で、「65歳以上」が59.3%と約6割を占める。人口一人当たり国民医療費では、「65歳未満」の18万4900円に対し、「65歳以上」は74万1900円と約4倍にのぼる。そのうち医科診療医療費では、「65歳未満」が12万5100円、「65歳以上」が54万2700円。歯科診療医療費では、「65歳未満」が1万8500円、「65歳以上」が3万2700円だった。

 

「国民医療費の概況」は↓
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-iryohi/15/dl/data.pdf

 

出典:ゼイタックス

http://www.taxcom.co.jp/snews/top/publish.cgi?news_src=3327&cat_src=biz&enc=utf-8

2017年9月25日IKG(~飯島経営グループ)
カテゴリー:税理士法人IKG


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